このたび、第３４回公益社団法人日本口腔インプラント学会中部支部総会・学術大会を 平成25年(2013年)11月16日(土)、17日(日)の二日間、岐阜市の「じゅうろくプラザ（岐阜市文化産業交流センター）」にて開催させていただくことになりました。

　４年前にも同じ岐阜市で大会を開催しましたが、この４年間で当学会の会員数も増加しました。中部支部の会員数も1400名を超え（専門医104名、専門歯科衛生士40名、 専門技工士30名）それにともない支部学術大会の規模も年々大きくなり非常に喜ばしい限りです。この会員数に見合う内容を本大会で実現させるために、充実した内容を企画させていただきました。

　プログラムとして、特別講演には日本レーザー歯学会　理事　山本敦彦先生をお迎え致しまして、『インプラント周囲炎に対するEr:yag レーザーの応用』（仮題）というテーマでご講演いただく予定です。また教育講演には、UCLA歯学部　ワイントロープセンター、先端補綴・生体材料学講座　教授　小川隆広先生をお招き致しまして、『すべては光機能化へ。デンタルインプラントから再生医療まで』と題してご講演いただく予定です。専門医教育講座では日本大学歯学部歯科麻酔学准教授　見崎徹先生にご講演いただきます。市民公開講座では、朝日大学歯学部口腔病態医療学講座インプラント学分野　教授　永原國央先生に『インプラント治療の真実』というテーマでご講演いただきます。その他に専門歯科衛生士教育講座、専門歯科技工士教育講座、一般口演、ランチョンセミナー、ハンズオンセミナー、企業展示など２日間盛りだくさんのスケジュールを予定しております。

　現在、歯科インプラント治療が予知性の高い治療として定着し、多くの患者様に満足のいく治療内容を提供できるようになりました。今後さらにインプラント治療が世の中に正しく理解され、有効な治療法として普及するためには情報収集は欠かせないと考えます。そのためにも本学術大会が皆様の知識や技術の向上のお役に立てればと思います。

　会場の「じゅうろくプラザ」はJR岐阜駅に隣接していますので交通の便が非常によく、岐阜駅周辺には飲食店も数多くあります。また少し足をのばしていただいて、紅葉の金華山を散策されるのもいいかと思います。

　本学術大会が参加者の皆様に実りのある２日間になるよう実行委員ともども最善を尽くしますので、是非とも皆様のご参加をお待ちしております。